企業法務

良くある企業法務についてのご相談

  • 取引先がクレームを付け、商品の代金を払ってくれない
  • 相手方から渡された契約書のドラフトをチェックしてほしい
  • 従業員間のトラブルが起きないよう、企業体質を改善したい

企業法務に関して弁護士に依頼するメリット

企業法務に関して弁護士に依頼するメリット
最も目に見える効果は、相手の本気度が変わり、交渉に応じてくれることでしょう。ただし、大切なことは、トラブルが起こる前に、それを未然に防ぐことです。なぜなら、ひとたびトラブルが起き、さらにそれに起因して風評被害が起きてしまうと、その火消しにかなりの労力が割かれてしまうからです。したがって、あらかじめ弁護士とコンタクトをとり、予防法務に力を入れるべきだと考えます。

債権回収に関する相談事例

事案の概要

支払いを滞らせている取引先が、「資金繰りが苦しい」の一点張りで、なかなか催促に応じてくれません。どうやったら債権回収を進められるでしょうか?

法律相談でのアドバイス

相手の言い分がどこまで本当なのかを疑ってみる必要があります。まずは、わかっている範囲の顧客情報を教えてください。具体的には、資金的余力の有無や、ほかの取引先に対する対応状況などです。その上で、単に支払いを渋っているだけなら、弁護士から通知を出してみましょう。態度が一変するかもしれません。一方、現実に支払いが困難な状況であれば、破産を前提にした対応へ切り替えます。

ご依頼の結果

このご依頼では、先方について詳しい話を伺ったところ、不渡りなどの事故は起こしていないものの、話し合いがこじれて聞く耳を持っていないということがわかりました。そこで、弁護士の受任通知を送ると共に、強制執行の手続きを進めていきました。

弁護士からの一言

未収金がたまらないうちに適切な対応をしていかないと、足元を見られる場合があります。「支払い遅延にうるさい会社」と思われるぐらいが、ちょうどよいのかもしれません。

契約書作成と確認に関する相談事例

事案の概要

10年以上昔に作成した契約書を使い続けていますが、取扱商品と値段は随時改定しています。リーガルチェックの必要性をあまり感じないのですが?

法律相談でのアドバイス

弁護士は、「もしトラブルが起きたらどうするのか」という観点で契約書を確認します。商品と値段が書いてあるのは当然としても、保証の有無や約束された支払いがない場合の対策など、「万が一」を想定した内容となっているでしょうか。ぜひ、無料相談を受けてみてください。

ご依頼の結果

このご依頼でも、考えられるリスクを網羅した契約書に刷新しました。

弁護士からの一言

契約書はつくって終わりではなく、随時見直しが必要です。法改正が行われることもありますので、定款や約款も含めて、定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。

社内トラブルに関する相談事例

事案の概要

従業員からセクハラを受けていると相談されました。“いつ結婚するの、彼氏をつくらないの”などの会話が横行しているとのことですが、どう対処したらよいのでしょうか?

法律相談でのアドバイス

社員間の問題で会社が責任を問われるケースは、決して少なくありません。各種ハラスメントは被害者側の気持ちが問題とされますから、「コミュニケーションの一種だ」「大したことではない」などと軽視せず、速やかに対策を講じていきましょう。

ご依頼の結果

このご依頼では、被害者に対し会社から正式な謝罪をした上で、会社内全体の慣習を変えていく約束を取り交わしました。

弁護士からの一言

ハラスメントで見逃されやすいのは、具体的な行動を伴わない「会話」です。法律家の目から見ると問題であるにもかかわらず、無意識に続けられている場合があります。こうした状況が個人のブログやSNSを通じて拡散されてしまうと、会社の信用を失いかねません。個別事案をきっかけに、会社全体の環境を改善していってください。



顧問契約について

顧問契約について
顧問先からのご相談は、いつでも最優先して承ります。簡単なケースであれば、顧問料の中で対応することも可能です。まずは、契約書や債権回収などのスポット事案からお試しいただき、進め方や結果にご満足いただけたら、ぜひ顧問契約をご検討ください。