信頼関係を築ければ、ご自身に不利なことでも打ち明けていただけるのではないでしょうか。実は、マイナス要因をあらかじめ把握しておくことこそ、とても大切なプロセスなのです。マイナス要因と思われることでも、あらかじめ対処法を考えておけば、裁判での悪影響を防げる場合もあります。しかし、事前に知らされていなかったことが、突然裁判で出てきたがために、非常に難しい状況に追い込まれてしまうことがあります。 最終的には、相手や裁判官を納得させる材料がそろえばいいのですから、無理をして美談を構成する必要はありません。不利と思われる事情でも、あらかじめその事情を認識し、しっかり対策をとれば、よりよい解決に導けます。弁護士は、どのような場合でもご依頼者様の味方であり、その方にとって最善の解決方法を探します。